蛙始鳴(かわず、はじめなく)

ononumatani

5月5日から二十四節気は「立夏」。

暦の上では夏に入る。

宇奈月の早朝の川風は少し冷たさを含んでいるが、雪の纏った山々と麓の新緑が最も美しい季節でもある。

これから柔らかな春の陽射しが少しずつ力強くなり暑い夏に向かう。

七十二侯は「蛙始鳴(かわず、はじめなく)」で二十四節気「立夏」の初侯にあたる。

黒部川の河原からは時折、河鹿蛙の鳴き声が瀬音とともに心地よく伝わる。

初夏の気配だ。

今日から黒部峡谷鉄道は宇奈月から欅平まで20.1kmが全線開通する。

黒部峡谷の残雪と柔らかな新緑のコントラストを眺めながら、深く切り立った黒部峡谷沿いを走る。

車窓からは、トロッコ電車ならではの黒部の自然が満喫できる。