桃始笑(もも、はじめてさく)

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tukuri_momo

3月11日から七十二侯は、桃始笑(もも、はじめてさく)二十四節気の「啓蟄」の次侯にあたる。

桃の蕾はふくらみ花が咲き始める頃という意味。

宇奈月温泉では一雨毎に春が近づいてくるのが感じられる。

かつてこの地は、俗称ウナヅキ平と呼ばれるガレ場で、桃の木が沢山自生していた。

先人達はこの地を桃原と名付け、黒部川電源開発の基地とした。

今は花桃を植林して当時を偲ぶ。

昨年は黒部川開発100年を記念して新たな花桃「三色桃」の苗木を100本植樹する。

この「三色桃」は、1本の木から白、赤、ピンクの花を咲かせる。

木曽川の電源開発を行ったのが大同電力で、その社長である福沢桃介が、大井発電所にドイツから持ち帰った苗木を植えた。

1922年のことで、これが「三色桃」である。

福沢桃介は、黒部川の水力発電にいち早く目をつけ、1909年に現地調査を行う。

入善町で紡績会社の工場を建設するためである。

この縁が植樹に繋がった。

開花は、桜の花が終わる4月の半ば頃。

黒部漁港では春の便りを届けてくれる魚が水揚げされる。

今が旬の細魚(さより)、鯛、平目、アオリイカ、梅貝など。

早春のお造りの器は、仁清色絵桃花、六寸皿彩。

カテゴリー: 黒部観光   パーマリンク