月別アーカイブ: 1月 2018

雉始雊(きじ、はじめてなく)

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<温泉街の街路灯>

1月15日から七十二侯は、「雉始雊(きじ、はじめてなく)」で二十四節気・小寒の末侯。

雉子の求愛が始まる頃という意味。

宇奈月の里は、まだまだ雪の日が続くが、下流域の黒部川扇状地では野鳥の鳴き声が聞こえ始める。

新雪に彩られた温泉街を散策すると思わぬ造形美が目に入る。

その一つが街路灯の装飾デザインで、山彦鉄橋を渡るトロッコ電車がモチーフとなっている。

山彦鉄橋は宇奈月温泉街に最も近い橋で、列車の音が温泉街に響くことからこの名が付いた。

今日は、眩しい小寒の晴れ間。

太陽が少しずつ復活し、日が長くなってきた。

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水泉動(しみず、あたたかをふくむ)

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<檜露天風呂「華の湯」の湯鏡>

1月10日から七十二侯は、「水泉動(しみず、あたたかをふくむ)」で二十四節気・小寒の次侯。

地中で凍った泉が溶けて動きだす頃と言う意味。

11日は鏡開き。

鏡餅の割れが多いとその年は豊作になると言われる。

「小寒」に入ると雪の降る日が続き、部屋から眺める黒部川の対岸の木々の梢まで雪化粧。

山から吹き降ろす風で、樹々に積もった雪が雪煙を舞揚げながら峡谷に落ちる。

露天風呂の湯鏡には、白銀の雪景色が映り込む。

いつまで経っても見飽きない景色がそこにある。

雪の日は露天風呂に限る。

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芹乃榮(せり、すなわちさかう)

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<雪の宇奈月温泉街>

1月5日から二十四節気は小寒に入る。

この日から節分までは「寒の内」で、節分の翌日の立春に「寒の明け」迎える。

「小寒の氷、大寒に解く」と言う故事があるほど寒さは一層厳しくなる。

七十二侯は「芹乃榮(せり、すなわちさかう)」で二十四節気「小寒」の初侯。

厳しい寒さが続くが田んぼや水辺では、芹が生え始める頃という意味。

芹は春の七草の一つ。

春の七草は、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」。

1月7日に七草粥を食べると一年の邪気を祓うとされる。

宇奈月温泉では1月6日から4月14日まで、毎週土曜に花火が打ち上げられる。

四方を山に囲まれている地形故にその炸裂音は温泉街に響き渡る。

雪の温泉街を照らすスターマインは圧巻である。

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雪下出麦(ゆきわたりて、むぎのびる)

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<延楽・玄関>

12月31日から七十二侯は「雪下出麦(ゆきわたりて、むぎのびる)」で二十四節気「冬至」の末侯にあたる。

降り積もった雪の下で麦が芽を出し始める頃という意味。

正月は、歳神をお迎えしてもてなし、お見送りする行事でもある。

門松は歳神様が降りてくる際の目印となるので、今年も太くて長い孟宗竹と大松で大きく飾り付けをする。

歳神様を祀る期間は「松の内」で1月1日から1月7日まで。

初詣で参拝される神社は宇奈月神社。

延楽から徒歩6分、セレネ美術館の隣に位置する。

昭和2年の創建で、地元の有志と黒部川電源開発を手がけていた日本電力の支援によるものである。

ご祭神は天照大神、大山祇神、大山久比神である。山の開発には大山祇神は欠かせない。

手水鉢は、黒部川支流の尾の沼谷で産出した緑色巨岩をくり貫いたものである。

そこに注がれる水は、黒部の名水で甘露甘露である。

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