月別アーカイブ: 4月 2017

霜止出苗(しもやみて、なえいずる)

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4月25日から七十二侯は「霜止出苗(しもやみて、なえいずる)」で二十四気、穀雨の次侯。

朝晩の厳しい冷え込みは緩み、霜が降りなくなる頃という意味。

この侯を迎えると農家では田植えの準備に取りかかり、田に水を張る。

満面の水面には、雪を纏った奥黒部の山々と新緑の里山が美しく映り込む。

山居村の屋敷はまるで浮城のように見える。

宇奈月の里の山野草は、柔らかな春の光に誘われ開花。

春の風物詩を愛でながら、爽やかな宇奈月の風を感じながら出かける延楽館主と行く早朝ウォークの始まりでもある。

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葭始生(あし、はじめてしょうず)

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4月20日から二十四節気は穀雨に入る。

変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも強まってくる。

春雨が百穀を潤す事から名付けられ、種まきや田植えの準備の目安となる。

七十二侯は穀雨の初侯「葭始生(あし、はじめてしょうず)」。

水辺の葭が芽吹きを始める頃という意味。

冬期運休していた黒部峡谷鉄道は、4月20日、宇奈月・笹平(7km)で今期の営業運転を始める。

5月1日から鐘釣(14.3km)まで、5月5日から欅平(20.1km)までの全線開通。

これから日一日と、雪を纏った黒部の山々と新緑が美しくなる。

穀雨が終わると八十八夜を迎える。

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虹始見(にじ、はじめてあらわる)

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(20015年開通日撮影:雪の壁の高さ19m、今年と同じ高さ)

4月15日から七十二侯は「虹始見(にじ、はじめてあらわる)」で二十四節気、清明の末侯。

萌える山野を背景に驟雨一過、虹が出始める頃という意味。

夏の虹に比べると淡く幻想的でたちまち消えてなくなる。

立山黒部アルペンルートは、例年より1日早く4月15日全線開通。

一番のハイライトは雪の大谷、その雪壁は19mに達し圧巻。

開通日の室堂平は猛吹雪で視界ゼロ、立山連峰の勇姿は全く見れず雪の大谷ウォークは中止。

高原バスのダイヤが大いに乱れるが、訪日客はホワイアウトに歓喜。

お客様のほとんどが訪日インバウンドで、室堂バスターミナルは様々な母国語が飛び交う。

雪の大谷ウォークは今年で24回目、室堂ターミナルから約500mの区間にわたり歩行者専用通路が確保され、切り立った雪の壁の中を歩くことができる。

期間は、4月15日から6月22日まで。

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鴻雁北(こうがん、かえる)

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4月10日から七十二侯は「鴻雁北(こうがん、かえる)」で二十四節気、清明の次侯。

寒露の初侯(10月8日)は「鴻雁来(こうがん、きたる)」なので寒露の初侯に雁が北の方からやってきて清明の次侯に北に帰る。

清明の初侯は「玄鳥至(つばめ、きたる)」故、燕と雁が入れ替わる。

黒部川扇状地では雁は見られないが、青く澄んだ空のもと白馬連山が白く輝きを増す。

里の桜は今が見頃。

桜前線は宇奈月の山へと移動する。

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玄鳥至(つばめ、きたる)

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4月4日から二十四節気は春分から清明へと移る。

清明とは「清浄明潔」の略で「万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり」という意味がある。

まさに万物がすがすがしく明るく輝くころである。

黒部の山々は連日夜半の新雪で白く輝きを増す。

黒部河畔の木々の芽吹きが始まる頃でもある。

七十二侯は「玄鳥至(つばめ、きたる)」二十四節気清明の初侯。

燕が南の国から海を渡ってやって来る頃と言う意味。

まもなくこの地では、尾が短い岩燕の飛ぶ姿が見られる。

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