黒部峡谷鉄道・笹平まで運行

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4月20日から二十四節気は穀雨に入る。

変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも強まってくる。

春雨が百穀を潤す事から名付けられ、種まきや田植えの準備の目安となる。

七十二侯は穀雨の初侯「葭始生(あし、はじめてしょうず)」。

水辺の葭が芽吹きを始める頃という意味。

冬期運休していた黒部峡谷鉄道は、4月20日、宇奈月・笹平(7km)で今期の営業運転を始める。

5月1日から鐘釣(14.3km)まで、5月5日から欅平(20.1km)までの全線開通。

これから日一日と、雪を纏った黒部の山々と新緑が美しくなる。

穀雨が終わると八十八夜を迎える。

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立山黒部アルペンルート全線開通

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(20015年開通日撮影:雪の壁の高さ19m、今年と同じ高さ)

4月15日から七十二侯は「虹始見(にじ、はじめてあらわる)」で二十四節気、清明の末侯。

萌える山野を背景に驟雨一過、虹が出始める頃という意味。

夏の虹に比べると淡く幻想的でたちまち消えてなくなる。

立山黒部アルペンルートは、例年より1日早く4月15日全線開通。

一番のハイライトは雪の大谷、その雪壁は19mに達し圧巻。

開通日の室堂平は猛吹雪で視界ゼロ、立山連峰の勇姿は全く見れず雪の大谷ウォークは中止。

高原バスのダイヤが大いに乱れるが、訪日客はホワイアウトに歓喜。

お客様のほとんどが訪日インバウンドで、室堂バスターミナルは様々な母国語が飛び交う。

雪の大谷ウォークは今年で24回目、室堂ターミナルから約500mの区間にわたり歩行者専用通路が確保され、切り立った雪の壁の中を歩くことができる。

期間は、4月15日から6月22日まで。

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桜前線

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4月10日から七十二侯は「鴻雁北(こうがん、かえる)」で二十四節気、清明の次侯。

寒露の初侯(10月8日)は「鴻雁来(こうがん、きたる)」なので寒露の初侯に雁が北の方からやってきて清明の次侯に北に帰る。

清明の初侯は「玄鳥至(つばめ、きたる)」故、燕と雁が入れ替わる。

黒部川扇状地では雁は見られないが、青く澄んだ空のもと白馬連山が白く輝きを増す。

里の桜は今が見頃。

桜前線は宇奈月の山へと移動する。

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二十四節気は清明

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4月4日から二十四節気は春分から清明へと移る。

清明とは「清浄明潔」の略で「万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり」という意味がある。

まさに万物がすがすがしく明るく輝くころである。

黒部の山々は連日夜半の新雪で白く輝きを増す。

黒部河畔の木々の芽吹きが始まる頃でもある。

七十二侯は「玄鳥至(つばめ、きたる)」二十四節気清明の初侯。

燕が南の国から海を渡ってやって来る頃と言う意味。

まもなくこの地では、尾が短い岩燕の飛ぶ姿が見られる。

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春の香り

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3月20日から4月3日まで二十四節気は春分。

太陽が真東から昇り真西に沈み、春分の日は太陽が春分点を通る日で、昼と夜の長さが同じになることから二十四節気では大きな節目の日とされる。

この日を中日に前後3日間を含めた7日間が春の彼岸で先祖の供養をする。

祝日法第2条により「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨として祝日と定める。

3月20日から3月24まで七十二侯は「雀始巣(すずめ、はじめてすくう)」で春分の初侯。

すずめが巣作りを始める頃という意味。

昼の時間が少しずつ長くなり、春の光によって宇奈月の自然の表情が豊かさを増す。

山道を覆った雪が溶け始めると先ず顔を出すのが蕗の薹。

天麩羅や蕗味噌で春を味わう。

独特の香りとほろ苦さで気分を一新。

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渓流釣り(黒部川)

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土の中で冬ごもりしていた生き物たちが、穴を啓いて地上へと這い出してくることから二十四節気は啓蟄となる。

立春から数えてひと月。

3月5日から二十四節気の初侯「蟄虫啓戸(すごもりのむし、とをひらく)」。

冬眠していた生き物が、春めく陽気で土から出てくる頃と言う意味。

3月1日から黒部川が解禁となる。

未だ雪が残る早春の川辺では、ネコヤナギの花穂が春の光で輝いている。

これから岩魚、山女魚の動きが活発化する。

早朝から釣り人を見かけるのもこの頃だ。

釣り具一式を借りて渓流釣り。

これも宿での過ごし方の一つだ。

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黒部川扇状地と後立山連峰(白馬連山)

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早春といっても宇奈月温泉は、早朝の連日の雪でまだ寒い。

2月23日から2月25日まで七十二侯は「霞始靆(かすみ、はじめてたなびく)」。

春霞が立ちこめて野山がぼんやりとかすんで見えるようになる頃と言う意味。

二十四節気の雨水の次侯にあたる。

靆(たなびく)は棚引くで、これから気温が少しずつ上がり、湿度が増して霞や雲となり低空に漂うようになる。

後立山連峰(白馬連山)が雲に包まれ、名峰の姿が雲の切れ間から見えるようになる。

黄砂が偏西風に乗って大陸から飛来するのもこの頃だ。

夜の春霞は朧(おぼろ)で、月にかかると「朧月」。

雪国では、朧月夜を味わえるのは、まだまだ先のようだ。

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春めく黒部川

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2月18日から二十四節気は雨水。

空から降る冷たい雪が雨に変わり、野山の雪がゆっくり溶け始める頃となる。

この時期に観測される強い南風が、春一番。

富山は昨日、観測された。

雨水は、立春から15日目に当たる。

2月18日から22日まで七十二侯は、雨水の初侯「土脉潤起(つちのしょう、うるおいをおこる)」。

凍てついた大地が、潤いを取り戻す頃と言う意味で、昔から農耕の準備を始める目安とされた。

今日は、宇奈月温泉では雪上花火大会。

夕方から雪がちらつき、一時強風も伴って吹雪となる。

春の風なので長続きはしない。

これから黒部川では、春の気配を感じた水鳥たちが、朝の陽射しを浴びながら活発に動く。

渓流の魚もこれから動きが始まる。

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白銀の黒部川河原

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2月13日から72侯では「魚上氷(うお こおりをいずる)」。

二十四節気、立春の末侯になる。

暖かさを感じ始めた渓流の魚が動き始め、割れた氷の下から飛び出す頃という意味なのだが、宇奈月では連日の雪。

春がそこまでやってきているので、積雪はマスコミで報じられている程でもない。

この時期の雪雲は白く時折青空を覗かせる。

放射冷却現象で、雪に覆われた朝の黒部川の河原は、白銀と化す。

輝く新雪を踏み分けスノーシューを使っての散策は、旅館の過ごし方の一つでもある。

どこまでも続く黒部の生き物の足跡。

春を感じ動物たちの動きも活発化する。

延楽直下の黒部川の水量もこれから徐々に増え、3月1日の渓流釣りの解禁を迎える。

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後立山連峰(白馬連山)

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1月25日から七十二侯では大寒の次侯、「水沢腹堅(さわみず、こおりつめる)」。

沢に氷が厚く張りつめる頃と言う意味。

水はいよいよ冷たさを増し、1年の内で最も寒い時期。

朝晩、道路は凍結し氷の道となる。

この時期から厳しい寒さと力強くなる太陽の温もりで、三寒四温を繰り返しながら季節は春へと向かっていく。

大寒の晴れ間、黒部川扇状地から眺める後立山連峰は、神々しく白く輝いている。

北陸新幹線、黒部宇奈月温泉駅から眺める光景も同様。

奥から白馬岳(2932m)、旭岳(2867m)、清水岳(2603m)、後立山連峰の勇姿である。

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